デザイナーのイラストノート

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11年目は「価格で勝負しない」フリーランスになります

2016年10月1日で、2006年から始めたフリーランス活動が10周年を迎えました。そろそろ次のステージに移るために、考えていることを書きました。

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価格で勝負するの、やめます

あっ待ってちょっと閉じないで!知り合いからたくさんお仕事をいただいている中でこんな記事を書くのは非常にあれなんですが!11年目にして、こうして宣言して行動に移そうと思ったことを少し聞いてください。

見積もりは「自分に価格をつけること」

デザイナーとして制作をメインでやっていたところから一人になり、事業計画も経理の知識もないまま、自分の仕事に価格をつけなければいけなくなりました。駆け出しフリーランスの方から、見積もりについて質問されて、「自分が欲しい額を言えばいいんだよ」なんて答えてきましたが、わたしが一番それをできていなかったと思います。

経験を積むうちに、見積もりが通らないことも出てきます。これまでは、その経験に足を取られて「通る見積もり」を作ることに注力してしまっていました。時間を売るのではない、価値を感じてもらおう、先輩方の言葉に感銘を受けて、自分でもセミナーや記事で繰り返してきた言葉ですが、果たして自分はそうできているのか。

ブログをたくさんの方に見ていただいたり、前に立たせていただく機会も増え、ありがたい評価をいただくことも多くなりました。しかし、正直「少し低く見積もる」ことで仕事を得ていた面も多々あります。もちろんそれは有効なカードの一つですが、これを11年目からは封印していきます。

ステージを変えていこう

どれだけいいことを言っても、仕事が終われば価値は目に見えます。しかし仕事をする前に自分の価値を自分で示すこと。論より証拠、だけど実績として表に出せないものや、見た目だけでは価値が伝わりきらないものも多いです。自分の価値をきちんと理解して、自信を持って納得してもらえる材料をたくさん持つ、これを強化して続けていきます。

子どもが生まれた5年前に、「24時間対応できるフリーランス」という武器を一つ捨てて、新しいステージに移りました。次は「そこそこの価格でいいものを作る」というステージから、新しいステージに移りたいと思います。

フルスタックであるかどうか、は問題ではない

どれだけたくさんのスキルを持っているかということより、求められることにどれだけ良い答えを出せるかどうか、その選択肢を広げるためには幅広いスキルがあると良い、という話だと思っています。苦手なことや不完全なスキルは、自分の自己評価を下げることにも繋がります。自分の中の優先順位をしっかり決めていきたいと思います。

ブログやスライドを作っていて、自分は「デザイナーなら知っていて当然なこと」を、イラストや言語化するのが得意らしい、ということを発見しました。「誰にもできないこと」をするだけが特技じゃない、「誰でも知っているし出来るけど誰もしないこと」をするのも一つの特技。これからの仕事にも生かしていきたいです。

すごくこわい

何事も有言実行、しかしこんなことを書くのは正直炎上こわい

「○○さんモテそうですよね」って言われたときに、「全然そんなことないよ!あれがダメだしこれもダメだし」というより「うふふ、ありがとう」って言える方がかっこいいし、そうなっていかなきゃダメだ!と猛烈に感じています。謙虚に、しかしきちんと期待の持てる制作者になる、これが一番の目標です。

来年「こんな成果が出せました」になるのか、廃業してるのか、次回作にご期待ください!!

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