デザイナーのイラストノート

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フリーランスの今年とお金&わたしがデザイナーになるまで Advent Calendar 2016

この記事は「フリーランスの今年とお金の話 Advent Calendar 2016」初日の記事です。今年もこの季節がやってきました、立ち上げ人として今年は初日を担当します。働きかたのお話は20142015で出しつくした感もあるので、逆にこの仕事を始めた最初の話もしようと思います。

みんな聞きたいお金の話

フリーランスになって、収入増えた?減った?

フリーランスになって今年の10月で10年になりました。5年前に子どもが生まれて働く時間が変わったりしたこともあって、同じ土俵で評価はできないのですが、同じくらいか…減った…かも…!!フリーになると、キャパシティの余裕が会社よりも小さくなって、予定していた仕事がずれたり無くなったり、というのが響きやすくなりました。しかし、そのリスクを負っても今の働きかたは気に入っているので、「会社員でいればよかった」と思うことはありません。

会社員時代と単価感とかどう違う?

会社員時代に見積もりを作ることはなかったのですが、感覚としてはやはりフリーの方が単価が安いと思います。わたしの見積もりは、「時間単価」と「修正やコミュニケーションにかける時間の多少」によって算出しています。

価格調整で困ったこととかありますか?

今年はめずらしく、見積もりから「単に値切られる」ことがありました。小さな金額でしたが半額に…。制作費はただの金額ではなく、クライアントの本気のバロメーターでもあるので、単なる値引きはお断りしています。

価格調整はよくあることで、制作会社さんからいただく案件にはすでに予算があることが多いので、見積もりがその予算に合わない場合には、制作物を減らす、スケジュールをずらして修正量が増えないようにする、などで調節します。見積もりはあくまで見積もりなので、「単なる値引き」でなければ対処法を考えてご相談しています。ちなみに、今まで未払いや納品してからの価格調整など、お金の件で困ったことはありません。いいクライアントさんに出会えて大変ありがたいです。

フリーランスになってみてどう?

フリーランスになったメリットとしては、「働く場所を自分で選べる」「人に会わないので体調を崩しにくい」ということがあります。しかし最近では「在宅のリモートワーク会社員」というものが現れ、「なにそれいいとこ取りじゃん」と思っています。仲間もいて社会保険に入れて在宅なんて、仕事と人間関係さえクリアすれば最強ですよね…

わたしがデザイナーになるまで

唐突ですが、わたしがデザイナー職をゲットするまでのお話をします。

19歳のわたしは薄い本を作っていました。友人が見せてくれた本の中にとてもセンスのいい本があり、「その作者さんデザイナーなんだって」と教えてもらいました。そうか、デザイナーになればこんな本が作れるのか…

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以上です。

きっかけの動機は不純ですが、子どもの頃から漫画を描くのが好きだった、小学生の頃クラスで新聞を作っていた、など「見てもらう・読んでもらうために何かを作る」ことはむかしから好きだったように思います。高校が美術の学校で、たくさん絵を描いたり文字や色の基本を学んだこと、芸短のころIllustratorやPhotoshopを勝手に触って覚えたこと、がいまのベースになっています。

イラストで派遣社員の仕事ゲット

デザイナーになるぞ!と意気込んであちこち面接を受けたものの、やっと受かったのは社長以外全員やめたデザイン事務所。ほぼ電話番でしたが、いくつかWebサイトを作れてやっと職務経歴ができ、当時はやりの派遣会社にデザイナー志望として登録しました。

紹介してもらったのは大手印刷会社のグループ会社のWeb制作会社。デザイナーとしてはまだまだ力不足なわたしが採用されたのは、Flashで作られた、eラーニング全盛期で、Illustratorでイラストを描ける人を探していたということからでした。その後、バナーデザインなどからサイトデザインまで担当させていただき、2年くらいお世話になりました。

ちなみにいまのところその当時のお給料が一番高いですw 独身でしたし、当時買ったちょっと高価な美容器具が今とっっっても役に立ってます。何度も言うけど若いうちにいいもの買っておこう、10年後にありがたみわかるから。

しごとにつながるポートフォリオ

フリーランス志望でも会社員志望でも、最初にお仕事をいただくまでのポートフォリオ作りというのは悩みが多いものです。わたしの経験や反省点からアドバイスさせてもらうと、

  • プライベートワークならじぶんの強みがあるもの
  • 小規模でもいいのでクライアントワーク案件を入れる

どちらかに振るといいと思います。デザインは成果物だけ見てもわからない部分が多いもの。クライアントの要望を聞いて、制作・納品してお金を頂いた案件というのは、いろんな面で信用がおけるものです。いまはクラウドソーシングのサービスなどもたくさんあるので、最初はそういうところで事例をつくるもの手です(あそこはそういう場だと思っている)。

または、わたしのように特技がその会社で今まさに必要!ということもあるので。写真、動画、イラストなど特定の強みがある方はどんなものでもアピールしたほうがいいと思います。

わたしのフリーランスのこれから

昨年から、フリーランスとしての働きかたを発表する機会を何度かいただきました。しかし、そのたびお伝えしているのは「フリーランスにこだわるつもりもないし、必要もない」ということです。10年もやっているとフリーへの執着が薄れてきて、また新しい形になってみたい欲も出てきました。

とはいえ、フリーランスになると、特にお金の感覚で会社の中では見えなかったものがたくさん身につきます。一度経験してみるのもおすすめです。

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