わたしの白色確定申告(フリーランス8年目) - デザイナーのイラストノート

真夏に確定申告ネタですこんにちは。ゆん(@webclenote)さんが書かれた確定申告記事を読んで、人それぞれだから全て説明するのは難しいだろうな→じゃあじぶんのを書いてみようということで、残念ながら節税とか確定申告指南とかそう言うものではないので悪しからず。

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わたしのスペック

残念なわたしのスペックを最初にお伝えしておきますので離脱するならここです。

webデザイン・イラスト個人事業主で受託制作100％自己完結
驚きの白さ！白色申告
イータックスってなんですか？確定申告書等作成コーナーからプリントアウトしてます
確定申告ソフトとか一切無し！いまどきアナログ手書き帳簿！

日頃していること

ありませんすみません！！財布にレシートを貯めてはいっぱいになったらファイルへ移動して見なかったことに…！何を買ったかわかり易いので、レシートを貯めてます。「いつどこでなにをいくら買ったか」というのが重要なのでレシートでも問題ないかなと思っています。

3月になったら一気に整理・記帳

まずは経費

記帳ってすごく大変に思いますが、レシートを分けてしまえばあとは書くだけ。また毎年変わらない固定費のようなものは意外と多く、前年度の帳簿を見てまずそれから書いていきます。よく買う雑誌を定期購読する、消耗品はまとめて買う、これだけでも書く手間が省けます。ちょっとやっかいなのは10万円を超えるパソコンなどの「減価償却」ですが、「確定申告書等作成コーナー」で計算できて、翌年にデータも引き継げるのでさほど手間ではないです。

そして売上も

請求書は、1枚ずつ上記の計算でメモをして、振込手数料は「雑費」へ、源泉徴収額はあとで入力するときのために一覧で書いておきます。振込手数料の取り扱いは会社によって違いますが、お付き合いが数回あるところなら振込手数料も毎回同じなので過去も参考に。

ここまで出来たらあとは「確定申告書等作成コーナー」で各種金額を入力してプリントアウトして送るだけ。レシートを分けるところからプリントアウトまで頑張れば1日で終わります。

最初のころ疑問に思ったこと、助けられたこと

白色申告と青色申告どう違うの？: ざっくり言うと、すごく簡単だけど控除が少ない白色 VS ちょっと面倒だけど控除が多い青色です。専用ソフトなどを使えば比較的簡単にできることもあって青色を選択される方も多いですが、わたしは税理士の方に「あなたの収入だったら白色でも十分！」と言われてそうしてます（単純）。控除額が多いといってもそれを実感するにはそれなりの収入が必要。しかしもちろん青には赤字を計上できるなど白色にはないメリットもあります。~~しかし一度青色申告を選択したら白色には変更できないので~~（訂正：税務署に届ければ青→白変更可だそうです、失礼しました）、控除額だけでなく、じぶんがどんな風に働くのか（バリバリ稼ぐ？赤字が出そう？）それと照らし合わせて決めるのがいいと思います。

消費税はもらっていいの？: 気になって税理士の方に聞いてみたら「ノートを買うにも消費税払ってるんだから貰いなさい！」と言われ、そういうものかと目から鱗がぽろりと。消費税は年間1,000万円以上売り上げたら納税する義務がありますが、年の半ばではわからないので貰っておかないと、いざ超えたとき大変ですよね。1,000万円以上売り上げる人だけ貰っていい、ということではなく、1,000万円以上売り上げなければ納税が免除される、というイメージが近いかなと思っています。

節税とか出来るの？: ただ貯金するよりいいだろう、ということで「小規模企業共済」に加入しています。掛金は所得から控除になります。じぶんで設定した額を毎月納め、理由があれば減額・また増額もできます（産休中は減額をお願いしました）。加入には条件もありますし、必ず得ということはないのでご参考に。

確定申告1年目のとき、税理士さんに教わることが出来た: 税務署へ開業届を出しにいくと、1年間税理士さんが帳簿を見てくれるという制度があると紹介されました。お願いすると月一で来てくださって、帳簿の書き方や科目の分け方などていねいに教えてもらい、上の質問もそのとき答えてもらいました。なんて太っ腹な！と思いましたが、税務署からすれば最初にきちんとした知識を叩き込んで、素人の浅知恵で脱税なんて企てないようにという戦略もあるのだろうなと( ˘ω˘)この制度他にも利用されたという話を聞くことがあるので、税務署に問い合わせてみられると良いかもしれません、