デザイナーのイラストノート

ピクタソンvol.6に参加してきました

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2015/1/19(日)に「ピクトグラム」の「ハッカソン」的イベント「ピクタソンvol.6」に参加するため、はるばる東京まで行ってきました。とても楽しく勉強になるイベントだったのでレポートを。※写真を取り忘れたので、Twitterに上がっている写真を引用させていただきます。

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ピクタソンとは

ピクタソン=「ピクトグラム」+「ハッカソン」という面白いイベントで、今回が6回目です。わたしは初めて参加させてもらったのですが、参加者は過去最多だったようです(30名弱くらい?)ピクタソンの主なルールはこちら。

  • 当日発表されるお題でピクトグラムを作る
  • 予選、敗者復活戦は手書き、決勝戦のみPCで仕上げ
  • 予選、敗者復活戦は画像検索など参考資料OK、決勝は禁止
  • 予選はA/Bの2ブロックで各上位3名が決勝進出
  • 敗者復活1名が決勝進出

練習問題

最初に主催者である櫻田潤さんからピクトグラムとは?という概論を聞いたら早速みんなで練習問題!これは勝負とは別の肩ならしと言ったところです。予選と同じく、A4コピー用紙に手書きで描いていきます。

お題は「3D」、制限時間は短めで20分くらいでした。 きたないラフで恐縮ですが、まず思い浮かんだのは3Dメガネ。そこから「2Dを描くことで3Dを表現することは出来ないか」という方向に詰めていきました。

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出来上がったのはこちら!(実物は提出したのでAiで再現)

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あっ…笑うとこですここ!あの…2Dの女性のマークをメガネで見るとあの…その胸だけね、3Dっていうやつね、あれね、まあ滑りましたね…。しかし思いついた中で一番他のひとが描かなそうなものを描いて、みなさんの傾向を見ると言う狙いもあってですね…ほんとですよ!

予選Aブロック

お題は「釣り」「登山」「キャンプ」。制限時間は50分、3枚の紙に1つずつピクトを描いて提出します。「3つに関連性や統一性を持たせるといい」というアドバイスが付け加えられました。

座っていた席でブロック分けされて、わたしはBブロックになったのでAブロックのみなさんが課題に取り組んでいる間、お酒やお菓子をいただいて懇親会です。ほろよいをいただきながらもAブロックのみなさんの集中する姿を見てこのあとの制作に緊張感が… 出来上がったら、審査員5ポイント、Bブロックのメンバーはひとり1ポイントで投票します。

レベル高い!!!みなさんアドバイス通り形やモチーフの扱い方など3つに統一感が出ています。しかし、「登山」ひとつとって見ても、山を描く方、登っている足を描く方、道具を描く方、様々です。迷いつつ1票を投じて上位3名が発表。そのなかの1名はこちらでした。

同じようなモチーフでも、やはり要素を最小限にしたピクトに票が集まりました。

なるほどなるほど…ふふ…さっきの練習問題のことは忘れてちょうだい。今日の傾向はこれだ!となれば…

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削って削って削りまくるんや!!

予選Bブロック

お題は「甘口」「中辛」「辛口」。制限時間は50分。物じゃなくて概念じゃないかー!カレーなの?中華料理なの?お酒なの?と悲鳴を上げつつ制作スタート! まずパッと浮かんだのは辛い物を食べた時の口の形。マンガではよく火を噴く表現が描かれたりします。これで行こう!と決めたらあとは形です。3つに統一性を持たせつつ違いが明確に分かるもの。スプーンを入れてみたり試行錯誤を続けます。

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最終的に出来上がったのはこちら(再現です)。本物は手で描くのですが、時間に追われて震えるわ手汗で滲むわで、3枚を新しい紙にトレースしてなんとか時間内に提出。

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みなさんの作品はこちら、顔やお皿がモチーフの物が目立ちます。

ドキドキの投票の末…なんとか上位3名に入れました(∩;∀;)∩ありがとうございます!!!!
1位通過は写真右の◯の中に横顔と炎のマークがあるもの、もうお一人の予選通過者は写真左の唐辛子のキャラクターのピクトです。

敗者復活戦

お題は「ウェアラブル」。まだまだ新しい言葉なのでみなさん言葉の意味を掴むところから苦労されてました。写真は上がっていなくて残念ですが、人気が集中した1点の作者さんが決勝進出となりました。グラスをモチーフにしたかわいくてバランスのいいピクトでした。

決勝

お題は「社長」「中間管理職」「平社員」。制限時間60分、PC仕上げまで行います。 最初に思いついたのは、アニメなどで見る役職が書いてある四角錐のあれ、イス、階段、エレベーター(階級)でした。しかし絵にすると違いを出すために要素が多くなる…ということで顔で表現することにしました。

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出来上がったのはこちら。

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予選の反省点として「段階を表すモチーフを入れたい」ということがありました。例えば3ツ星とか、いま何番目か、と言うことが分かるモチーフです。そこで苦心の結果…

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しわの数で1〜3の段階を表すことにしました。さて、すべての作品が出揃い審査の結果…  

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優勝は小林さん!フリーランスのグラフィックデザイナーさんだそうです。


そして審査員特別賞(準優勝)も決定!審査中の写真の一番手前、イスと★の数を組み合わせた分かりやすいピクトでした。

決め手となったのは「身体的特徴でない」「性別差がない」ことと「違いが分かりやすい」ということ。確かに優勝のピクトはイスの形の違いがはっきり分かります。わたしは要素が増えるからとモチーフから外しましたが、横から描くことでこんなにスッキリ、形の違いも分かりやすくなるのかと目から鱗でした。また準優勝のピクトも、わたしが反省点としてあげていた「段階を表す」というのを★を使って実現されている!どちらも納得の結果でした。

まとめ

残念ながら予選通過で終わりましたが、こんなに大勢で同じ課題に取り組み、成果物を見る機会というのはそうありません。また「評価されること」で自分の反省点をたくさん見つけることができ、次に繋げることが出来ると感じました。こういったイベントでは。お題との相性が結果を左右することがあるので、様々な課題でサッと連想する力を身につけなければと思いました。

また次回も予定されているということなので、気になる方はぜひ今のうちからピクトの練習始めてみてもいいかもしれません。大阪からまた参戦します!みなさんありがとうございました!!

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